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東大に入ったらどれくらい費用が必要ですか?

合格を目指し意気込む学生

Q.東大に入ったら学費や生活費はどれくらい必要ですか?

子供が東大を希望しています。
親としては第一希望の大学に受かって欲しいものですが、気になるのが学費や生活費といった費用です。

地方に住んでいるので、もし内定が決まったら一人暮らしになります。
アルバイトもするかもしれませんが、せっかく東大に入ったからには勉強に専念して欲しいので、いくらか工面を考えています。

A.東大の入学金・学費について

東大に合格後にやるべきことは「初年度納付金」の支払いです。このお金を指定期日までに支払う必要があります。
この初年度納付金の内訳は入学金や授業料です。このうちの入学金を入学手続き時に支払います。
前期分の授業料は5月に納入しなければなりません。納入を忘れると入学が認められないので注意しましょう。

ちなみに2018年度の東大初年度納付金の総計は81万7,800円で、内訳としては授業料が53万5,800円、入学金が28万2,000円です。
一方私立大学の初年度納付金総額の平均は、2016年度文部科学省調べによると、約144万円と国立大の約1.8倍にのぼります。

A.引越し・家賃でおすすめなのは

自宅以外の場所から通う場合、入学金・学費のほかに、引越し・家賃といった住宅関連費用も必要になります。
引越しの点で注意したいのが、物件を探すタイミングです。
合格前から部屋を押さえている人たちがたくさんいるので、合格が決まってからでは良い物件がすべて埋まっています。

現在お子さんが東大を受験することは決まっているので、大学周辺の物件情報を確認するのが得策です。何度も東京に行くのは難しいため、2日間集中して物件を探す人もいらっしゃいます。

進学・引越しシーズンとされる3~4月は、引越し業者の繁忙期にあたるので料金も割高です。
単身の引越し料金は比較的安いといわれていますが、それでも約5万円はかかります。

ですが、都道府県外からの引越しとなると、料金は7万円を超える場合も。
距離が遠ければ遠いほど荷物を運ぶ距離もかかるため、引越し業者に依頼する場合は、数社に見積もりを取って料金を比較しましょう。

ちなみに東京大学(駒場キャンパス)周辺の家賃は、安いもので4万円台、高くて8万円台と少し差があります。
駅から近い・大学に通いやすいなど、部屋の希望条件は人それぞれ異なるので、実際に内覧をして確認しましょう。

絶対に学生マンションがおすすめな理由

東京大学 駒場キャンパス学生マンション
画像出典:東京大学 駒場キャンパス学生マンション|学生マンションドットコム

しかし、そういった時間や費用をかけたくないという方は学生マンションをおすすめします。
学生マンションとは学生しか入居できないマンションのことです。学生に対する理解が高く、合格前でも仮押さえがしやすい物件です。
充実した設備、きれいでキャンパスに近い、セキュリテー・管理体制などがしっかり整っていながら、一般のマンションと比較しても安い賃貸料で借りられます。
ですので毎年すぐに部屋が埋まってしまうことも多く競争率が高い物件といえます。早めに探して仮押さえしておきましょう。

また、東京大学には駒場キャンパスと本郷キャンパスがありますが、一、二年生は目黒区の駒場キャンパスを利用し、三年からは文京区の本郷キャンパスに通います。
ですから、在学中に2回、学生マンションを探す必要があります。特に学生マンションの物件だけを専門に扱っているサイトが便利でです。

一、二年生:東京大学(駒場キャンパス)生のための学生マンション|学生マンションドットコム

三・四年生:東京大学(本郷キャンパス)生のための学生マンション|学生マンションドットコム

A.食費、光熱費について


大学生の生活費の平均は、食費が24,760円、光熱費は5,000円~1万円台で収まることが多いそうです。
食費は人によって差があるでしょう。外食続きだと健康面はもちろん金銭面も心配になると思うので、今からちょっとした食事が作れるようにマスターしていたほうが良いかもしれませんね。学生マンションであれば食事つきという嬉しいサービスがある物件もおすすめですよ。