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  3. 人から下に見られているように感じて苦しいです。対処法はありますか。

人から下に見られているように感じて苦しいです。対処法はありますか。

人から下に見られているように感じることはありませんか ?

現代人は、とかくストレスに陥りやすく、ハートが弱い方が多いとよく言われます。
先進国の代表的な心の病として、ストレス病がありますが、これを総称してストレス社会とも呼んでいます。
とかく、強い心でとか、前向きになれと人は言いますが、心が弱っている時には、とてもポジティブにはなれないものです。

場合によっては人の視線も気になり、いつも周囲の目が気になるということは、誰しもご経験があるのではないでしょうか。
対人関係は、長い社会人生活でも非常に難しいもので、時には人から下に見られているように感じることもあります。
何か良い解決法があれば、ぜひともアドバイスが欲しいところです。

誰の問題なのか?を確認する

人から下に見られているように感じるのは、その人と会話した時の言い方や、しぐさによるものが大きいと言えるでしょう。
社会人として経験が長ければ、マナーも心得ているということもあり、少なくとも人に気づかれない程度の礼儀は心得ています。
しかし、未成年で学生だった場合、社会的なマナーが備わっている方も少なく、どうしても言動や態度に現れてしまいます。

しかし、ものは考えようといいます。
個人心理学を編み出した、心理学者アルフレッド・アドラーは、誰の問題なのか?を確認するのが大事だと指摘しています。
つまり、他人からどう思われようと、あくまでもこれは他者の課題であり、自分の問題とは別に考えると説いています。

自分が変えられるものに集中する

小柄な方や童顔の方は、年齢よりもどうしても若く見られがちです。
私自身も、若い頃は年下にみられることが多く、初めて会う方はどうしても、タメ口で話される方がほとんどでした。
しばらく話した後、お互いの年齢がわかり、相手から謝られることもしばしばで、こちらも慣れているから笑って許していました。

当時のことを振り返ってみれば、若者らしからぬ敬語を遣いで、少なからず勘違いさせていたのもしれません。
しかし、アドラー氏も言っていますが、「自分ができることは努力すべきだが、どうにもできないことはどうにかしようとしない」まさに自然体そのもの、ではないでしょうか。

自分でかえられる事は変えよう

人を見下す方は、ただ優越感に浸りたいだけで、人を下に見ることでしか生きられない小さな存在なんです。
しかし、見下されやすい人が、無意識にやっているNG行為もあります。
これを見て、変えられる部分があれば、ぜひとも変えて行って下さい。

・普段しまりのない顔、あるいはニヤけた顔をしていると言われる。
・極端な猫背など、普段の姿勢が悪い。
・声が小さいとよく言われる。
・話しをまとめるのが苦手だ。
・黙って相手に従うのが自然となっている。
これらのNG行為は、相手に優位性を与えてしまいます。
まずは一つずつでも、変えられる部分は変えていきましょう。