Q. 会話中の沈黙が怖くて話しすぎてしまいます。どうすればいい?
私は昔から、人と話している時にふと訪れる沈黙の時間が耐えられません。
相手が退屈しているのではないか、自分が何か面白いことを言わなければならないのではないかと焦ってしまうんです。
なので、聞かれてもいない自分の身の上話を延々と続けたり、中身のない冗談を連発したりしてしまいます。
後になって一人で反省会をするのが当たり前で、「あんなに喋らなければよかった」「相手は困っていたのではないか」と自己嫌悪に陥ります。
もっと落ち着いて、余裕のある会話ができるようになりたいのですが、どうしても沈黙が流れると反射的に口が動いてしまいます。
どうすれば沈黙を恐れずに、適切な距離感でコミュニケーションを取ることができますか。
A. 相手への質問を増やして聞き役に回ってみる
沈黙が怖いという感覚、実は多くの人が抱えている悩みです。
沈黙を埋めようと頑張ってしまうのは、あなたがそれだけ相手のことを気遣い、場を盛り上げようとする優しい性格だからこそでもあります。
ですが、会話をリードしようと自分ばかりが話すと、かえって相手が話す隙を奪ってしまうこともあります。
そこで、沈黙が訪れそうになったら、自分の話を上乗せするのではなく、相手への「質問」を一つ投げかけるように意識してみてください。
例えば「最近、何かハマっていることはありますか?」とか「休日はどんなふうに過ごされているんですか?」といった簡単な質問で構いません。
相手にマイクを渡すイメージを持つことで話しすぎるのを防げますし、相手は「自分のことに興味を持ってくれている」と感じて嬉しくなるはずです。
会話はキャッチボールですので、あなたがボールを投げ続けなくても、相手が投げるのを待つ時間があっていいのだと自分に言い聞かせてみましょう。
A. 沈黙を心地よい間として受け入れる練習をする
沈黙は決して「悪いこと」ではありません。
むしろ、大人の会話においては、沈黙こそが信頼関係の証であることもあります。
お互いに何も話さなくても居心地が良い関係は、理想的だと言えるでしょう。
沈黙が流れたとき、相手も同じように次の話題を考えているかもしれませんし、あるいはあなたの話した内容をじっくりと噛みしめている最中かもしれません。
まずは、沈黙が訪れたら心の中でゆっくりと3秒数える練習をしてみてください。
その3秒の間、相手の目を見て優しく微笑むだけで、焦って言葉を紡ぐよりもずっと余裕のある印象を相手に与えられます。
もし沈黙が続いても「なんだか落ち着きますね」と、あえてその状況を肯定する一言を添えるのも素敵です。
あなたが必死に喋らなくても、その場が壊れることはありません。
むしろ、ゆったりとした「間」を作ることで、会話に深みが生まれます。
自分を面白い人間だと思わせようとするプレッシャーを捨て、ただその場に一緒にいることを楽しむというスタンスに変えていくことで、少しずつ会話の疲れも軽減されていくはずですよ。
